青い芝生の向こう側へ

子どものころからプロ野球を観て育ちましたが、若いころNHKでMLBの試合を初めて観たとき、「日本の野球とは全然違う」という印象を受けました。

トランペットや応援歌が響き続ける日本の球場とは異なり、MLBの球場では観客が静かに試合に集中しています。片手に大きなホットドッグを持ちながら、ただひたすら試合を見届ける、そのスタイルが妙に自分の肌に合いました。

また、ほとんどのボールパークは天然芝・屋根なしが基本です。グラウンズクルーによって丹念に整えられた芝のデザインは、もはやアートと言えるかもしれません。

日本野球はその独自の文化を育てながら、WBCなどの世界大会でアメリカを破って優勝するほどの実力を誇っています。そして野茂さん、イチローさん、松井さん、大谷さん、山本さんなど、世界トップクラスの選手を次々と輩出してきました。そんな最高の選手たちが今も海を渡り、青い天然芝の上で躍動しているのを観るのがたまらなく好きです。

MLBは日本との時差があり、ライブ観戦のハードルが高いのは確かです。筆者自身も長年、重度の不眠症に悩まされていた時期がありました。どうせ眠れないならと、深夜のMLB中継を観ているうちにすっかりファンに。どうしても観られない試合は録画して、帰宅するまでネットを遮断してスコアが目に入らないようにして楽しんでいました。

現在は在宅でライブ観戦できる環境になり、日本人選手以外にもお気に入りの選手ができました。MLBは今や、自分にとって唯一無二の楽しみになっています。

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